瞑想が介護予防につながる?!
瞑想は集中力の向上やストレスの低減、睡眠の質を向上させるなど、様々な効果があることがわかっています。
その他に、
①認知症予防に役立つ
②うつ症状や不安を改善する
などの効果があります。
要介護予備の状態を※フレイルと呼びます。そして、瞑想の効果がフレイルの症状を和らげることが多くの研究でわかっています。
このような理由から、おやじヨガでは瞑想や呼吸に意識を向ける時間をしっかり含んだクラスを運営しております。
※『フレイル』とは、健常から要介護へ移行する中間の段階と言われています。
具体的には、加齢に伴い筋力が衰え、疲れやすくなり家に閉じこもりがちになるなど、年齢を重ねたことで生じやすい衰え全般を指しています。身体的問題のみならず、認知機能障害や鬱などの精神・心理的問題、独居や経済的困窮などの社会的問題が含まれる、多面的な概念です。
リスクを解説
その行動、ほっておくと大変なことに!
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運動不足が積み重なる → 生活習慣病
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ふさぎこみがちになる → 老年期鬱
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物忘れやうっかり → 認知症
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腰痛・膝痛み → 介護の必要性
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不機嫌 → 家庭内の不和
健康でなくなる → 介護が必要になる
= 経済的な負担がかかる可能性があることがわかっています。
厚生労働省によると認知症の家族を抱える金銭的負担は
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要介護者の費用 382 万円/年
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在宅介護費:219 万円/年
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施設介護費 :353 万円/年
※いずれも、「高額療養費」等が適用されるため上記費用を個人が負担するわけではありません。
今後個人の医療費負担割合の増加や、医療サービスの縮小が進められていくだろうと考えられます。
いままで元気だったのに、定年近くなると体調や精神に不調を感じられる方が多くいらっしゃいます。
また、身体は健康だけど、介護が必要となる場合があります。
些細な変化ですが、不調が積み重なると大きな問題となる可能性があるのです。
老後30年といわれる時代、いままで以上に「肉体的」「精神的」「社会的」な健康を意識する必要性があるのではないでしょうか??