インド哲学の意味することとは?哲学の実践クラスをスタートします♪
〈哲学〉という言葉にはどんな意味があるでしょうか?
英語で哲学は「フィロソフィー(Philosophy)」といい、
元々はギリシャ語の「フィロソフィア(Philosophia)」に由来するもので
「知愛」=「知恵(=ソフィア)を愛する(=フィレイン)」
という意味があるそうです。
中国では、当初儒教の
「士希賢(人は才知が優れていることをこい願う)」という言葉にならい
「賢者の知性を愛し希求する」という意味で
「希哲学(哲学を希求する学)」と訳し、
それが後に「哲学」と言われるようになったそうです。
〈哲〉は「才知が優れている」という意味。
〈哲学〉とは、
「人生・世界、物事の根源の在り方・原理を、
理性によって求めようとする学問。また、経験から作り上げた人生観」です。
つまり西洋哲学は、
「人生などの根源・真理のたゆまない知的探求への愛」となります。
インドでは、哲学のことを、「ダルシャナ」といいます。
(ヨーガの哲学は、「ヨーガ・ダルシャナ」と言います。)
ダルシャナは、「ドルシ(見る)」という動詞に由来する言葉です。
では「ヨーガ・ダルシャナ」は何を見るのでしょうか?
ヨーガ・ダルシャナとは、
ヨーガによって、真我を「観る」こと、「発見する」ことです。
「賢者の知性を愛し希求する」から一歩進んで
「賢者の知性そのものの源を探求する」のがダルシャナ(哲学)です。

おやじヨーガのクラスでは
〈ヨーガ・スートラ〉という5世紀頃に編された経典に則り、
心と体を整えるための ”8段階の修練法” をクラスの中でご紹介しています。
最初の2つ、
「ヤマ:禁戒」(しない方が良い心がけ、フラットな心になる為の5つのこと)
「ニヤマ:勧戒」(した方が良い心がけ、純粋な心の在り方を再構築する為の5つのこと)
これらは、 仏教経典からの引用が多く、現代を日本で生きる私たちにとっても
核心をつく、わかりやすい内容だと感じています。
何と言っても普段の日常生活の中で取り組みやすいのが大きなメリット!
ヨーガをお伝えしている私たちも、インドで学んだ後も
何度も繰り返しこれを復習し、学び直し、
実践し、定期的に仲間でシェアリングしています。
定期的に哲学に触れ、思い出すことを繰り返していくことで、
次第に理解が深まっていくのです。
"思考が変わることで、言動や行動が変わり、人生が変わっていく"と
ヨーガでは伝えられていますが、 まさに実践していくことで
古い”気” が出され、新しい”気” が運ばれてくるような、
運気UPの修練法だと私は考えています♪
ということで!
2月より
毎月、第一木曜日 20:00〜
おやじヨーガのオンラインクラスにて
ヨーガ哲学「ヤマ(禁戒)」「ニヤマ(勧戒)」の実践クラスを
スタートすることになりました!
(この日だけはポーズは行いません)
個人でヨーガを学び、深めるのも楽しいけれど、
みんなで行うシェアリングはひとしお!!
コツコツと楽しみながらヨーガを一緒に深めていける場を
今年は新たに作ってみることにいたしました。
人生の大先輩方とのお話は、
毎回私たちにとって学びの時間ですので
とても楽しみです^^
一回券でのご参加も大歓迎です。
皆様のご参加を楽しみにお待ちしております^^