以前のレッスンで哲学「バイラーギャ:離欲」
についてお伝えしました。 ヨガでは、欲を手放すことで
楽になれるともいうので、
欲のイメージは若干マイナスに
捉えていたのです。
しかし、 哲学をお伝えし、
参加者の方に欲について意見を聞いた時に、
自分の中で一変したのです!
欲は持ちすぎると苦しみを招くものですが、
純粋に欲や願望を自分の中でどういう位置付けをしているのか?
そこが大事だと気付かされました。
以前レッスンでヨガの実践するための
二つの心構えをご紹介し、
その中で「ヴァイラーギャ」について考えてみました。
レッスンでは時折スライドを使用して哲学をお伝えしています^^
「ヴァイラーギャ」は、書かれている通り、
日本語では、「離欲」と訳され、欲を手放し、結果を手放すと言われます。
ヨガの経典ヨーガスートラは 元はサンスクリット語で記述され、 多くの方が翻訳されています。
訳している方の経験だったり、
や表現の違いが出てくるので、多少のニュアンス違いが出てきます。
ある方が訳したのヨガスートラには、 バイラーギャは
「見極めること、ありのままを見ること」
と記述されています。
例えば、瞑想中、目を閉じた途端に、
物事や人のこと、雑念が湧いてくること ないでしょうか?
その際に、
「集中しないと…」
「考えてはダメだ。」
と一度は思ったことないでしょうか?
そうなった時こそ、
バイラーギャの練習のチャンスです☆
「集中しないと」
「考えてはダメだ」
と思う欲を手放すために、
「今の自分」をありのままを見ていく。
たとえ、集中できなくても、
雑念が浮かんできても、そのままの自分を
そのまま見ていくのです。
その繰り返しにより、
ありのままを見ていくことは、
結果的に欲を手放していくこと(=離欲)
につながっていくのだと思います。
では、日常に置き換えてた時に、
欲とどう付き合っていくのか?
ある参加者は、
「欲は自分の支えになっています」
とのことでした。
話を聞くと、その方は職人さんで、 「いいものを作りたい」という欲が
あるから作り続けられるのだそうです。
なるほど〜🤔
と自分の中の「欲」の概念が覆りました。
どうしても、ヨガを学び、実践していくと、 欲との戦いが必ずといっていいほど、
ぶつかる壁です。
ヨガはマットの上だけがヨガではなく、
マットを降りた日々の生活の中で
どう過ごすのか、そこもとっても重要です^^
場面場面で、
自分の欲というものが、
どんな役割を果たすのかも、
自分自身で納得していることが大事なのかなと
思いました。
コロナ禍において、以前のような生活ができなくなり、早1年半。
そろそろ海外旅行に行きたい。
好きな場所に旅行に行きたい。
気軽に友人と会ってご飯を食べたい。など、
そういった欲は自然なことで、
誰しも抱くと思います。 オヤジ世代の皆様。
これからの未来、
自分がどう生きたいでしょうか?
自分の中にある「欲」はなんでしょうか?
人生100年時代と言われ、 どうしても年齢を増すごとに、
身体機能は低下していくことは、
避けられないのは事実としてあっても、
心の中は「自由」です^^
もしかしたら、その欲が自分の支えになるかも
しれません^^
自分のために、自分の喜びのために、
究極的なところでいい最期を迎えるために、
心からの欲していることはなんなのか?
その実現に、私たちがお手伝いできるのであれば、嬉しいに越したことはありません^^
ぜひ一緒に心とカラダの健康を目指し、
ヨガを始めていきましょう^^
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